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隣のビルの屋上のアンテナ

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語り掛けが酷くなったので、部屋の片隅に積み上げたビデオテープの壁の裏に隠れた。
するとしばらくして「姿が見えなくなった」「どこかに行ってしまった」「周囲をさがしてみろ」と大騒ぎになった。

以前にもそこの場所に行くと「見えなくなった」と言われていた。
その場所は隣のビルの屋上にあるケイタイ基地局似のアンテナに対してちょうど壁になるようにビデオテープなどを積み上げてある。

ビデオテープはフェライトなどの磁性体の微粒子をプラスチックフィルムに接着してできている。
電磁波の良い吸収体である。
それをたくさんダンボール箱に入れたのを積んで壁にしてある。
つまり、隣のビルの屋上のアンテナから見ると壁の影に入ることになる。

犯人らのお芝居でなければ、その場所は私から出ている?位置判定の電磁波も吸収されて見えない場所だと言える様だ。

以前から隣のそのケイタイ基地局似のアンテナは怪しいと思ってきた。
隣のビルは3階建てなのでそのアンテナからは約10mほどしか離れていない。

すぐ近くにある大きな12?階建てマンションには見たところ、ケイタイ基地局は無いようだ。
その大きなマンションのために影になるところが多くて、意味無いのではないのかといぶかっていた。
近所を見回しても10本くらい同じようなケイタイ基地局と見えるアンテナが存在する。

このアンテナはケイタイ基地局としても機能しているのかも知れないが、どうも怪しい。
犯人らもそのアンテナのことを「通信アンテナ」と呼ぶ。
私から出た信号を身近の「アンプ」とやらで、受信してそのアンテナにいったん再送信するらしい。
そしてそのアンテナはそれを中継しているようだ。

最近そのアンテナ部分が取替えられた。
以前と少し形が変わった。
こんなマンションの影に隠れるような低いアンテナをわざわざ更新するのはなぜだろうか?

なお、残念ながら壁の影に入っても犯人らの語り掛けの声自体はほとんど影響を受けないようだ。
アンテナ支柱に複数のケースがあって各方向のアンテナ部分が繋がっている。
さほど大きくないので、もしかしたらアンテナは受信専用かもしれない。

犯人らの加害方法の一つに関係していそうだ。

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