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音声軽減器の効果の報告

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音声軽減器を開発して試用しています。

今は語り掛けをもろに受けるのは、音声軽減器から離れたとき特に眠りから覚めたときに聞こえる程度になった。

音声軽減器のそばで作業をしているときは、あたりがしんとしているとまだ低く聞こえるのだが、ラジオやテレビをつけていると、その音にかき消されてほとんど何を語り掛けているのか解らない。

特にちがいを感じたのは、音楽をヘッドホンで聴いているときだ。
いままで、しばしば犯人らの無理やりな語り掛けを聞かされるのが嫌で、ヘッドホンをして大きめで音楽を聴くことがあった。

そんなときに、音楽に混じって語り掛けの声がはっきり混じってきてしまいよけいに嫌な思いをした。
それに、音楽の中のある部分になると決まって聞こえる言葉があった。
それは、「少し小さくしなさいよ」という女性の言葉だった。
おそらく私が以前にその曲を聞いていたときに、犯人に語り掛けを受けたのがパターンとして記憶してしまったのだろう。
あるいはいわゆるパターンマッチでその部分のパターンを学習して聞かされるのだろう。

今回またその曲を軽減器の近くで聴いてみた。
すると、何回繰り返し聞いても、その部分から言葉が聞こえてこない。
何かの言葉のようにも聞こえるのだがなぜか以前のようにはっきりとは聞こえなかった。

この音声軽減器は犯人らが聞く方にもかなりの雑音を与えるらしい。
先日の被害者懇談会に試作機を持ち込み、ある被害の強い女性に実験をお願いしたのだが、その女性は試作機に近づくなり私に「犯人達が『雑音がひどくなった』と言っている」と語った。
彼女はブログの記事も読んでいないし、この軽減器がどんな作用があるかも知らされていなかったにもかかわらずにだ。
その言葉で効果の大きさを理解した。

この音声軽減器が作用する仕組みに付いてはまだ解らないところが多いが、どうやら電灯線からもたらされる周期的に変化する磁力線が脳を刺激して得られる反応を阻害するようだ。
よって、電灯線ノイズ軽減器もその反応を悪くするのに役立っていると思える。

現在、犯人らは私への語り掛けは音量を下げている。
効果がはっきりしないようにするとのことだ。
さらに、別の語り掛け方法も試している。
彼らが以前から使っている「音響法」というものだ。
超音波の合成で聞かせるもののようだ。
ただ、この方法はどこでも使えるわけではないようだ。

音声軽減器が普及すれば、犯人らは限られた対象にしか語り掛けを出来なくなる可能性がある。
現に犯人らの中からしきりに撤退の言葉を聴くようになった。

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